辞世の句

【所詮、この世は飛花落葉であり、全ては行雲流水の如く】

一生懸命に生きようとしても、中々、上手くは生きる事が出来ず。

生きる事が嫌になって、死のうとしても死ぬ事すら出来ない。

そんな私は自分の無力さに途方に暮れるしかなかった。

そんな中で私は思ったのです。

人の命なんて、所詮は、この世の移り変わりの一つにしか過ぎない。

だったらば、生きるも死ぬも無理をする必要はない。

自然の成り行きに身を委ねる事が賢明なのではないか。

いや、結局は何をやろうとも、それが自然の成り行きになってしまう様にも思う。

頑張っても、頑張らなくても、どちらでもいい。

それならば、頑張った方が暇を潰せそう。

無理をする必要はないけれど、頑張った方が楽しめる。

頑張れるだけ、頑張って、後は成り行きに任せればいい。

『人事を尽くして天命を待つ』

なんて言葉もあるけど、それと同じ様な意味にもなるでしょう。

違うのは、こちらの方は、人事を尽くさなくてもいい、という事。

頑張った方が楽しめるというだけで、楽しまなくてもいいのなら、頑張らなくてもいい。

それも、また、自然の成り行きにしか過ぎない。

とにかく、好きな様にすればいいってね(笑)

私の中で、そんな結論になったのです。

辞世の句は死にそうになってから詠むものなんだけど(苦笑)

私はもう、すでに何度も生きる事を諦めた人間なのでね。

そして、もういつ死んでも構わない心積もりではいます。

いつ死ぬ事になろうとも、私の命が移り変わる時が来ただけ。

そんな風に考えているので、別に構わないよね!?

という訳で、私はすでに辞世の句を詠んでいる(笑)