平和

座右の銘のところでも申したけど、私は「平和」、「自由」、「平等」という言葉を余り信用はしていないんだよね。

勿論、「平和」、「自由」、「平等」が嫌いな訳ではない。

ただ、 「平和」、「自由」、「平等」と言う言葉は信用をし過ぎると、危険な言葉でもあると思うのだ。

その中で、今回は「平和」について、私の考えを綴っていきたい。

当然に「平和」である事は、多くの人々にとって望ましい事ではあるだろう。

しかし人間は「平和」を望む事で、余計な争いをしている様にも思うんだよね。

そう考えると、果たして「平和」が本当に正しいのか。

この地球という星において、人間以外の生命は縄張りであったり、食料であったり、繁殖相手を求めて争う事は当たり前の様にやっている。

勿論、それは人間も含めて、なのかもしれないが(苦笑)

そして、それは決して動物に限った事ではないんだよね。

植物の世界でも弱肉強食はある。

要するに、あらゆる生命は常に争いの中に身を置いているのだ。

そして、そもそも、人間以外の生命には「平和」なんて概念自体が無いだろう。

「平和」は、あくまでも、人間の都合で出来た概念でしかない。

しかし、この「平和」という概念は、地球の自然環境の中で非常に画期的であった様に思う。

「平和」というプロセスを経る事で争いを回避する。

そして争いを回避する事で、傷付く機会を減らす事を可能にした。

争いによって傷付けば、命を落とす事も珍しくはない。

しかし人類は、その機会を減らす事で、より多くの命を未来へ繋ぐ事に成功をした。

その結果、人類は地球上の生命の中で別格ともいうべき立場になる。

そして此処まで繁栄をしてきた訳だけど、その事自体も、果たして、だったりはするんだよね。

繁栄をしてきたが為に地球環境を破壊してきた面もあるだろう。

ひょっとしたら、「平和」である事で我々は滅亡へと向かっているのかもしれない。

まあ、滅ぶなら滅ぶで自業自得なのかもしれないけどね。

ただ、そうなった時に、他の生命も沢山、道連れにしたりはするのかもしれないんだよね。

それを考えると、何とも、申し訳なく思ったりはする。

いずれにしろ、人類にとっては正しい「平和」であっても、地球にとっては「平和」が正しいとは限らない。

また、そんな中で我々、人類は「平和」を守る為に争いをしていたりもする。

本当に変な話なんだけどねぇ。

それはある意味、暴力反対と叫びながら、相手を撲り飛ばしている様にも思う。

更に言えば、「平和」を主張している方が、より攻撃的だったりする事もある。

結局、「平和」なんてものは、人間の身勝手さが生んだ、都合の良い理想にしか過ぎないのではないか。

その都合の良い「平和」が、時に地球環境を破壊し、時に多くの命を蔑ろにしたりもする。

現在の世界を見回してみると、そんな風に思ったりもするのだ。

もし「平和」を求めなければ、此処まで地球環境が破壊される事は無かったのかもしれない。

もし「平和」を求めなければ、無駄な争いをする事も無かったのかもしれない。

「平和」も決して一義的なものではないだろう。

人類にとっての「平和」が世界にとっての「平和」とは限らない。

自分にとっての「平和」が相手にとっての「平和」とは限らない。

結局、「平和」を求め過ぎると、別の「平和」を脅かしてしまうのだ。

そう考えると、「平和」も程々であるべきじゃないかと思うんだよね。

程々に「平和」で、程々に「平和」でない世界。

それが、最も「平和」な世界なのかもしれない。

そんな中で、先進国は比較的に「平和」な方ではあるよね。

そして我々は、世界の何処かに「平和」でない地域がある事を知っている。

その事で我々は「平和」を願う事が出来るのではなかろうか。

一方、その事で我々は「平和」を求め過ぎてもしまう。

そして、そうやって「平和」を求め過ぎてしまう事が、不要な争いを生んでもいる。

だから「平和」を願う事は構わないが、「平和」を求め過ぎる事は問題もある様に思うのです。

とは言え、どうすればいいのかは全く分からなかったりもする(苦笑)

ただただ、みんなでアイデアを出し合おうよ、と。

そして、みんなで考えようよ、とね。

それが将来、我々に本当の「平和」を実現してくれるのかもしれない。

だから、私は発信をしているのです。

私がそう思っているんだから、先ず私が実践しないとならないだろう。

とにかく、思い付いたら、発信をしておく。

出し惜しみはしない。

どんなに、みっともないアイデアでも構わない。

どっちみち、私に出来るのは発信をするところまで。

後は優秀な者に任せればいい。

それに私は、そんなに長生きは出来ないだろう。

こんな中途半端な状態でお先に失礼をするのも、申し訳なかったりもするけど、順番だから仕方がないよね(汗)

ただ、これからの子供達に出来るだけの事はしておきたい。

無駄になっても構わないから、可能な限り、私なりの発信をしていこうと思う。

後は優秀な子供達に託すのみ。